2025年11月19日、スパイラル アイギスはWebアクセシビリティ検査分野で、国際規格「ISO/IEC 17020:2012(JIS Q 17020:2012)」の認定を取得したと発表した。本認定取得により、同社は国内で2社目となるWebアクセシビリティ分野の第三者検査機関となった。
ISO/IEC 17020は、検査機関の中立性・公正性・運営管理体制を評価し、適切な検査能力を第三者機関が認める国際規格である。同認定を受けた検査機関が発行する検査報告書は、高い信頼性を有する証明として扱われる。
背景には、2024年4月に改正障害者差別解消法が施行され、企業や自治体での「合理的配慮の提供」が義務化されたことや、急速な高齢化に伴いWebアクセシビリティ対応の社会的重要性の高まりがある。同社はこれを受け、検査プロセスの標準化と品質管理体制を強化し、認定取得に至った。
同社の「Webアクセシビリティ適合検査」は、機械検証と専門検査員による目視検査の両方から見る検査サービスで、JIS X 8341-3:2016に基づく検査を実施し、検査結果は「アクセシビリティ適合性検査票」「不適合箇所報告書」「JAB認定シンボル付き検査証明書」にて報告する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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