Homebrewプロジェクトは、11月12日、「Homebrew」の最新バージョン「Homebrew 5.0.0」の一般提供を開始した。
Homebrew 5.0.0には、以前のバージョン4.6.0からの重要な変更点として、並列ダウンロードのデフォルト化、Linux ARM64/AArch64のTier 1正式サポート、macOS IntelおよびGatekeeperバイパス挙動の廃止時期の決定が含まれている。
具体的には、HOMEBREW_DOWNLOAD_CONCURRENCY=auto がデフォルトで設定され、並列ダウンロードが有効化されている。また、コード署名のないCaskパッケージの非推奨化も発表され、2026年9月以降にGatekeeperチェックをパスしないCaskは無効化される予定である。
さらに、macOS 26(Tahoe)の公式サポートを開始した。2026年9月以降、macOS Catalina 10.15以前では実行できなくなり、macOS Intel x86_64も段階的にサポートを縮小する。2027年9月以降にはBig Sur 11およびIntelでのHomebrewの稼働は終了する予定とされている。
より詳細な変更点についてはリリースノートから確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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