アリババクラウドは12月2日(現地時間)、急速に進化するAI時代の開発環境と、拡大する脅威に対応したコードベースのセキュリティ対策について同社ブログ内で紹介した。
AIが開発ペースを上げる一方、攻撃者もAIを活用して公開リポジトリで秘密情報や脆弱性を迅速に発見するなど、リスクが増している。
同ブログ内では重大な弱点として、公開された秘密情報、依存ライブラリの管理不備、アクセス制御の甘さ、古いソフトウェアコンポーネントの放置などが挙げられた。
またビルドパイプラインのセキュリティでは、コード署名の導入が有効であり、署名鍵はクラウドの専用サービスで安全に管理することが推奨される。
さらに、AIモデルや生成コードも厳重に管理し、アクセス制限や検証を徹底する必要性が強調された。これらに加え、継続的な監視や自動スキャンによる早期発見が重要であるとされている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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