Microsoftは12月2日、完全オープンモデルの一つである「Mistral Large 3」をAzure上で提供開始したことを発表した。
同モデルは、フロンティアクラスの機能とオープンソースの柔軟性を提供し、本番アシスタント、検索拡張アプリケーション、エージェントシステム、マルチモーダルワークフローを構築する組織にとって強力な選択肢となる。
Mistral Large 3は、実際のエンタープライズアプリケーションで必要とされる機能に最適化されており、本番環境向けに設計されている。タスク指示の厳守や、ドメイン知識の強固な基盤、低いハルシネーション発生率といった特徴を備えているため、信頼性が不可欠な エージェント、自動化フロー、ビジネス ロジックの統合に特に効果的だ。
Microsoft Foundryは、統合ガバナンス、可観測性、エージェント対応ツールなど、モデルの開発、評価、展開のためのエンドツーエンドのワークスペースを提供しており、今回Mistral Large 3とMistral Document AIへの安全でシンプルなアクセスも提供するようになった。
また、Foundry上のMistral Large 3はツール呼び出しをサポートし、アクションの実行、ワークフローの自動化、エンタープライズデータやAPIへの接続を可能にするエージェントシステムを実現する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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