Dockerは、12月16日、AI開発ツール「Docker Model Runner」がUniversal Blueとのコラボレーションにより、AuroraやBluefinなどのOSに含まれるようになったことを発表した。
Docker Model Runnerは、既存のワークフローから簡単にAIモデルをローカルで実行およびテストできる機能。プロセスを単一のコマンドdocker model run <model-name>に簡素化しており、NVIDIAをはじめ、AMDやIntelといった幅広いGPUサポートを備えているのが特徴である。
一方、Universal Blueは開発者向けの次世代Linuxデスクトップファミリーで、クラウドネイティブなワークフローに最適な、最新かつアトミックで信頼性の高い環境を提供する。Universal Blueのファミリーに統合されたことで、Docker Model Runnerは現在AuroraやBluefinなどのOSに組み込まれており、開発者に強力ですぐに使えるAI開発環境を提供している。
最新のBluefin LTSを実行している場合、開発者モードをオンにするだけで準備完了となる。他のLinuxを利用している場合でも、GitHubリポジトリの手順に従って簡単に利用を開始できる。詳細はブログポストを参照のこと。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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