米GitLabは12月18日、GitリポジトリマネージャGitLabの最新バージョンとなる「GitLab 18.7」をリリースした。
本リリースには、GitLab Duo Analyticsダッシュボードの改善や、シークレット有効性チェックの改善など、25以上のアップデートが含まれている。
GitLab 18.7では、シークレット有効性チェック機能が改善され、一般公開となった。Google CloudやAWS統合といったベンダー統合のほか、脆弱性レポートを有効性ステータス順にトリアージして優先順位を分かりやすくするフィルタリングが追加されている。
GitLab DuoとSDLCのトレンドダッシュボードにおいては、ソフトウェアデリバリーに与える影響を測定する分析機能を強化。パイプラインのパフォーマンスやデプロイ頻度、平均マージ時間といった一般的な開発指標について、6か月間のトレンド分析が提供される。
また、AI搭載のSAST誤検知検出機能(ベータ版)が追加された。GitLab Duoが、重大度が「Critical」および「High」のSAST脆弱性を自動分析し、誤検知の可能性を判断するという。
今回のGitLab 18.7リリースと同時に、CI/CDジョブを実行するビルドエージェント「GitLab Runner 18.7」もリリースされている。
その他のアップデート詳細は、リリースより確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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