ワンダフルフライは12月26日、COBOLをはじめとするレガシーシステムの自動解析と設計書生成を実現するサービス「ワンダーロボ・リバース」を紹介した。
同サービスはAIを活用し、COBOLのDIVISION構造、セクション・パラグラフごとの階層、PERFORM文や条件分岐、ファイル操作などのコード構造を自動で認識し、主要処理や業務ロジック、データモデルを自動抽出する。抽出結果をもとにExcel形式の設計書(処理フローチャートやER図、テーブル定義書、画面設計書など)を自動生成し、標準化されたドキュメントとして提供する。
また自動解析により、最新の実装に沿った設計書を短期間かつ低コストで作成し、手作業に伴うミスや非効率を排除する点が特長だ。COBOLの専門知識がなくても可読性の高い形でシステム構造や業務フローを把握できるため、要件定義や再構築プロジェクトの効率化、人材不足の緩和を支援する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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