SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

GPU向けC言語開発環境「CUDA 2.0 ベータ」リリース、Vistaにも対応

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

米NVIDIAは1日、同社のGPU向けC言語 統合開発環境の新版「CUDA 2.0 ベータ版」をリリースした。GPUのパワーを使って、汎用的な並列処理の高速化を実現する。Windows Vistaも今バージョンからサポート。

 米NVIDIAは1日、同社のGPU向けC言語 統合開発環境の新版「CUDA 2.0 ベータ版」をリリースした。CUDAのWebページよりダウンロードすることができる。

CUDA Zone
CUDA Zone

 CUDAでは、標準的なC言語を使って、並列処理に強いGPUを汎用プログラミングに活用できる。主に高度な並列処理を必要とする、計算科学、財務・金融、生命工学といった分野で利用され、適用範囲にもよるが同程度のCPUに比べ、数十~百数倍のパフォーマンスを実現する。また、コンシュマー向けのGeForce(8400M G以降)もサポートしており、手頃な価格で開発環境を構築できるため、並列処理を練習にも適している。

 CUDA 2.0 ベータ版では、Windows Vista(32および64ビット)がサポートされたほか、3Dテクスチャおよびハードウェア補間機能などが追加。また、Adobe Photoshopプラグインのサンプルも含まれており、開発者はこれを参考にして、フィルタリングや画像操作といったCPUに負担のかかる処理をGPUに移し、パフォーマンスを劇的に改善できるようになるという。

 
【関連リンク】
CUDA Zone

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)

株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/2488 2008/05/08 17:05

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング