マイクロソフトは3日、同社のWebサービス基盤「Windows Liveプラットフォーム」の日本語技術情報を、「Windows Liveデベロッパーセンター」で公開した。
マイクロソフトは3日、同社のWebサービス基盤「Windows Liveプラットフォーム」の日本語技術情報を、「Windows Liveデベロッパーセンター」で公開した。
同社が現在進める「ソフトウェア+サービス」戦略の基盤に、個人ユーザ向けの「Windows Live」サービスと、社内にIT部門を持つ企業向けの「Microsoft Online」サービスがあるが、今回は前者の技術情報公開にあたる。主にBtoCでの利用が期待される。
マイクロソフトは、企業や法人がWindows Liveプラットフォームの豊富なサービス、ユーザを活用することで(日本でWindows Live Hotmailユーザが550万人、Windows Live Messengerユーザが540万人)、自社Webサイトの差別化や、コンテンツ・サービスの構築に必要なコストの効率化、ユーザの拡充といった効果が見込めるとしている。米国では1年先行して進められており、「QuikSilver」や「PhotoBugBlog」といったサイトで既に利用されている。
Virtual Earthを含む一部のサービスは有償だが、今のところ基本的に無料を予定。
マイクロソフトでは、Windows LiveプラットフォームのAPIを提供することで、オンラインサービスやコンテンツのイノベーションを促進していきたいとし、今後は、更なる日本語情報の拡充や、近々予定されている外部のプログラミングコンテストへの賛同などを進めていくと言う。
また、本日よりUSENが運営する動画配信サイト「Gyao」では、Windows Liveプラットフォームを利用した最新情報の告知機能「Gyaoアラート」が実装されている。
【関連リンク】
・Windows Live デベロッパー センター
・Gyaoアラート
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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