3日、PythonのWebアプリケーションフレームワーク「Django 1.0」がリリースされた。2005年7月にオープンソースとして公開されて以来、初のメジャーアップデート。
3日、PythonのWebアプリケーションフレームワーク「Django 1.0」がリリースされた。2005年7月にオープンソースとして公開されて以来、初のメジャーアップデート。公式サイトから入手することができる。
Djangoは、ニュース系Webサイトの開発に端を発しており、MTV(Model/Template/View)形式の構成や、強力なO/Rマッパー・テンプレートエンジン、自動生成される高機能なadmin管理インターフェース、高速な動作などが特徴。Google App EngineのSDKにも含まれたことから、日本でも注目が高まっている。
Django 1.0では、モデルでのadmin定義が不要になり一新された管理画面やO/Rマッパーの改善を始め、数多くの新機能追加やバグフィックスが行われた。一部0.96以前と互換性が失われている部分があり、詳細はポーティングガイドにまとめられている。なお、Django 1.0はAPIの安定性と今後のバージョンとの上位互換性を保障している。
また、Django 1.0の日本語対応についても、有志により100%完了している。
【関連リンク】
・Django
・Django 1.0 released!(Django weblog)
・Django i18n statistics by language
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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