Linux技術者認定機関の特定非営利活動法人LPI-Japanは16日、各種教育機関を対象としたLinux入門教材、「Linux標準教科書」の無償提供を開始した。
Linux技術者認定機関のLPI-Japanは16日、各種教育機関を対象としたLinux入門教材、「Linux標準教科書」の無償提供を開始した。
同教材では、高校・大学・専門学校・企業内研修等での授業を想定して、Linuxの基礎知識、基本操作、簡単なサーバ構築といった初級者向けの学習内容が盛り込まれている。50分間の授業を4回を1セットとして13セット分のボリュームとなっており(計246ページ)、座学+実習での形式に適しているとしている。教材はPDF形式で提供され、同団体のWebページからダウンロードできる。
LPI-Japanでは、最新技術動向に対応するため、教材は随時アップデートを行っていくとともに、オープンなメーリングリストで教材に対する積極的な意見交換を求めている。
【関連リンク】
・Linux技術者認定機関 LPI-Japan
・『Linux標準教科書』開発プロジェクト
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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