Googleは米国時間の16日、Google App Engine SDK 1.1.3をリリースした。同社のWebサイトより無償でダウンロードできる。
Googleは米国時間の16日、Google App Engine SDK 1.1.3をリリースした。
今回のマイナーバージョンアップでは、ZIP形式のアーカイブから、Pythonのモジュール・パッケージをインポート可能にする「zipimport」、静的なファイルを提供可能にする「zipserve」がサポートされ、ファイル数制限に関する問題が軽減された。また、開発用コンソールにmemcache viewerが組み込まれ、モデル名を指定するだけでローカル環境でも容易にデータの追加・編集・削除ができるようになった(http://localhost:8080/_ah/admin でアクセスできる)。
他にも、URLFetchの自動HTTPリダイレクトの無効化、重複するプロパティの複合インデックスの利用が可能になり、Windows環境におけるstatic_dirのパス区切り文字に関する不具合の修正やUnicodeでのメール送信対応等も行われた。
【関連リンク】
・SDK 1.1.3 Now Available for download
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です