無料語学学習SNS「iKnow!」を提供するセレゴ・ジャパンは15日、技術者向けにiKnowのコンテンツや学習エンジンを利用できる「iKnow! API」の提供を開始した。APIの公開を記念してアプリケーションコンテストも開催している。
無料語学学習SNS「iKnow!」を提供するセレゴ・ジャパンは15日、技術者向けに、iKnow!のコンテンツや学習エンジンを利用できる「iKnow! API」の提供を開始した。APIの利用方法や利用条件、ツール等の情報は「iKnow! Developers」で確認できる。
また、APIの公開を記念してiKnow!APIを利用したアプリケーションのコンテスト「iKnow! API KICK OFF! Developer Challenge」が開催している。応募は無料で2008年12月15日まで受け付けており、コンテストの上位3名には賞金が授与される(最高賞金20万円)。
iKnow! APIの特徴として、既存コンテンツの例文や単語を取得する「言語解析ツール」、例文やリストの編集・音声のアップロードを行う「コンテンツ作成ツール」、全コンテンツから様々なデータをXML/RSS/JSON形式で取得する「データフィードツール」の3つがある。これらを活用することで、Wiiでも実行できるFlashベースの「BrainSpeed」のようなアプリケーションや、オリジナルのブログパーツなどが作成可能になるとしている。
セレゴ・ジャパンでは、「利用者アンケートの結果、iKnow!ユーザーの会社員のうち技術系会社員が22%と営業事務系の15.9%を上回っており、ユーザーかつ技術者の方々が積極的にiKnow! APIを活用することで、より面白く有益なアプリケーションが作成できるのではないか」と述べている。
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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