サン・マイクロシステムズは21日、フリーの統合開発環境「NetBeans IDE 6.5」RC版をリリースした。NetBeansのWebサイトより無償でダウンロードできる。
サン・マイクロシステムズは21日、フリーの統合開発環境「NetBeans IDE 6.5」RC版をリリースした。NetBeansのWebサイトより無償でダウンロードできる。
NetBeansはもともとJava開発向けの開発ツールだったが、UMLやDB連携をはじめ、C/C++、HTML/CSS/JavaScript、Ruby/Ruby on Railsなど、他言語への対応も積極的に行っている。
バージョン6.5からは新たにPHPへのサポートも開始し、コード補完やシンタックスハイライト、Xdebugサポート、MySQL向けジェネレータのコードスニペットなどの機能が備わっている。その他にも、FirefoxとIE対応のJavaScriptデバッグ機能やGroovyやGrailsのサポートなどの機能が追加されている。
また、Javaに関しては、オープンソースのO/Rマッピングフレームワーク「Hibernate」をサポートしたほか、Eclipseで作成したプロジェクトのインポート・コンパイル・保存が可能になった。
なお、今回のバージョンアップでは、6.5ベータ版で追加された各機能の改善が行われた。正式版は11月中に公開される予定となっている。
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