Microsoftは28日、「Professional Developers Conference 2008」において、開発者に向けて次期Windows OS「Windows 7」の初のデモンストレーションを実施した。また、次期OfficeにWebアプリケーション機能が搭載されることも明らかにした。
Microsoftは28日、「Professional Developers Conference 2008」において、開発者に向け次期Windows OS「Windows 7」の初のデモンストレーションを実施した。また、来場者に対してWindows 7のプリベータ版を提供し、来年早期に完全なベータ版を提供する計画を発表した。
Windows 7では、Vistaとハードウェア、アプリケーション、デバイスドライバーの互換性があることを発表。マルチタッチジェスチャーなどの新たな入力機能が搭載されるほか、ナビゲーションの改良、新しいタスクバーの導入、ユーザーインターフェースの一新などが実施されるという。
また、リボン、デスティネーション、シェル統合などにより、アプリケーションをより使いやすくし、情報の検索機能も向上する見込みだ。その他にも、新機能「Device Stage」により、PC、カメラ、モバイル、プリンターなど外部デバイスをWindows 7から一括管理することができるという。
また、Microsoftはあわせて、Officeの次期バージョンの一部としてOffice Webアプリケーションを提供することも明らかにした。個人ユーザーにはOffice Liveを通じて、企業ユーザーはホスト型のプログラム提供と既存のボリュームライセンスプログラムを通じて提供され、複数のデバイスからOffice文書へのアクセス、作成、編集、共有、共同作業が可能になる。Firefox、SafariといったサードパーティのWebブラウザーでも利用できる予定だ。
なお、Microsoftは2008年末までに、Office Webアプリケーションのプライベートテクニカルプレビュー版をリリースするとしている。
【関連リンク】
・Microsoft、Windows 7のプリベータ版を開発者に提供し、Office Webアプリケーションのプレビューを実施(プレスリリース)
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