NetBeans Communityは29日、オープンソースの統合開発環境「NetBeans IDE 6.5」の正式版をリリースした。netbeans.orgのWebページより無償でダウンロードできる。
NetBeans Communityは20日、オープンソースの統合開発環境「NetBeans IDE 6.5」の正式版をリリースした。netbeans.orgのWebページより無償でダウンロードできる。
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今回のバージョンではJavaプラットフォーム(Java SE/Java EE/Java ME)に加え、Ruby、Ruby on Rails、JavaScript、C/C++、そして新たにPHPやGroovy、Grailsでの開発もサポートされている。また、バンドルサーバーとして最新のGlassFish v3 Preludeマルチリンガル版も同梱されている。

前バージョンからの主な変更点は、「PHPのサポートを開始」「JavaScriptのサポート改善」「データベースのサポートの強化(SQL履歴、SQL補完、結果の表示と編集の改善)」「GUIビルダーでNimbusと簡単なクラス名をサポート」「JUnitでの単一テストメソッドのサポート」「デバッガにおけるステップイン機能の変更」など。
また、Firefox/IE環境でのPHP・JavaScriptのデバッグ機能、O/Rマッパー「Hibernate」の組み込みサポート、JavaのEclipseプロジェクトのインポート、セーブ時の自動コンパイルといったさまざまな新機能も搭載されている。
【関連リンク】
・NetBeans日本語サイト
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