Mozillaは16日、Webブラウザー「Firefox 3.0.5」と「Firefox 2.0.0.19」をリリースした。今回のリリースを最後にFirefox 2系列へのサポートは終了する。
Mozillaは16日、Webブラウザー「Firefox 3.0.5」と「Firefox 2.0.0.19」をリリースした。Firefoxダウンロードページ(各バージョン上記リンク)より無償で入手できる。既にインストールしている場合は、48時間以内にアップデートの通知が行われる。
今回のバージョンアップでは「セッション復元機能におけるXSS脆弱性」「フィードプレビューを通じたXSS攻撃の追加修正」「メモリ破壊の形跡があるクラッシュ」など9つのセキュリティに関わる問題が修正された。
また、Firefox 3.0.5では「複数の署名済みXPIを同時にインストールすると、過去のバージョンのFirefoxが起動しなくなる問題」や「アクセシビリティ実装について見つかったいくつかの問題」も修正されている。その他にも、クラッシュレポータにOS固有のシステム情報を送信できる機能が追加された。
なお、今回のアップデートがFirefox 2系列最後のリリースとなる。「Phishing Protection」サービスも今後利用できなくなるため、MozillaではFirefox 3へのアップグレードを推奨している。
【関連リンク】
・Firefox 3.0.5 and 2.0.0.19 security updates now available for download:Mozilla Developer News
【関連記事】
・CodeZineの2008年11月ブラウザシェア発表、Firefox 3が遂にシェアNo.1へ
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-