Googleがオープンソース開発者向けにAPI情報の公開やさまざまなサポートを行っている「Google Code」で、Google AJAX APIのサンプルコードをウェブ上で手軽に試すことができる「AJAX API Playground」が公開されて話題を呼んでいる。
Googleがオープンソース開発者向けにAPI情報の公開やさまざまなサポートを行っている「Google Code」で、Google AJAX APIのサンプルコードをウェブ上で手軽に試すことができる「AJAX API Playground」が公開されて話題を呼んでいる。GoogleのエンジニアであるBen Lisbakken氏が20%タイム(*1)で開発し、1月21日に「Google Code Blog」の「Playing around with Google's AJAX APIs」というエントリで発表した。
AJAX API Playgroundでは、IDE的にサンプルコードを編集して実行できる。3つのペインから構成されており、左上の「Pick」ツリーから試してみたい APIを選択すると、右上の「Edit」ペインにそのサンプルコードが表示される。その下にある「OutPut」ペインには、実行結果が表示される。「Edit」ペインのサンプルは自由に書き換えることができ、「Run」をクリックすると書き換えたコードが実行される。
公開時点で、8つのGoogle JavaScript APIs(Maps、Search、Feeds, Calendar、Visualization、Language、Blogger、Libraries、Earth)に対して、170以上のサンプルが用意されており、このサンプルを含む「AJAX API Playground」そのもののコードも、Google Code上で「google-ajax-examples」として公開されている。ライセンスは「Apache License 2.0」なので、オープンソースプロジェクトとして利用できる(詳細はLisbakken氏のブログエントリを参照)。
【関連リンク】
・AJAX APIs Playground
・Google Code Blog: Playing around with Google's AJAX APIs
・google-ajax-examples - Google Code
Googleならではの就業規則。就業時間のうち20%は、与えられた仕事ではなく、自分なりプロジェクトにチャレンジすることになっている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です