グーグルは18日、ストリートビューのパートナープログラムを開始したと発表した。施設運営者から申し込みを受けて敷地内を直接撮影し、Googleマップのストリートビューに掲載する。動物園などの観光施設が利用することで、観光客へのアピールや、敷地内のバーチャルツアーに利用できるといった効果が期待される。
グーグルは18日、ストリートビューのパートナープログラムを開始したと発表した。施設運営者から申し込みを受けて敷地内を直接撮影し、Googleマップのストリートビューに掲載する。動物園などの観光施設が利用することで、観光客へのアピールや、敷地内のバーチャルツアーに利用できるといった効果が期待される。
「ストリートビューパートナープログラム」では、Googleに応募してパートナーとなった施設にストリートビューの撮影車および三輪車(通称Trike)が出向き、施設内を撮影する。掲載される場所としては、動物園、公園、大学、遊園地、屋外市場、スタジアム、記念碑、観光地、レースサーキットなどが想定されており、試験的に高台寺(京都府京都市)と旭山動物園(北海道旭川市)が撮影され、Googleマップで近日中に公開される予定だ。
ストリートビューはGoogleマップの機能で、ユーザーが実際に道を歩いているかのようにPCの画面上で路上の風景を見渡すことができる。2007年5月に米国の5都市からスタートし、2008年8月には日本でもサービスが開始されたが、撮影方法やプライバシーの問題が取りざたされており、5月13日には公開画像の撮影やり直しを含む対応策を発表したばかり。
【関連リンク】
・Google Japan Blog: Google マップのストリートビュー、お申し込みいただいた場所の撮影にうかがうパートナープログラムを始めました。
・Google マップ - ストリートビュー パートナー プログラム
・Google Street View Tricycles
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