Mozilla Foundationは11日、オープンソースのウェブブラウザ「Firefox 3.0.11」をリリースした。Firefox 3のメンテナンスリリースであり、重要なフィックスを含む9つのセキュリティ問題や、内部データベース(SQLite)の問題が修正されている。
Firefox 3.0.10で修正されたセキュリティアドバイザリには、「メモリ破壊の形跡があるクラッシュ」「NPObject JSラッパークラスオブジェクトのプライベートデータへのアクセス時に生じる競合状態」「オーナードキュメントがNULLの要素に割り当てられたイベントリスナーを利用した任意のコード実行」「JavaScriptによるクローム特権昇格」の4つの「最高」重要度が含まれている。Firefox 3ユーザーには自動更新が通知される。
【関連リンク】
・Mozilla Japan - Firefox 3.0.11 リリースノート
・Mozilla Japan - プレスリリース - 2009 年
・Firefox 3.0.11 security and stability release now available
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です