17日から19日にかけて開催された「Ruby会議 2009」に合わせて、「Ruby 1.9.1-p243」と「Ruby 1.9.2-preview1」が17日にリリースされた。
Ruby 1.9.2-preview1は、1.9.2系統で初めて公開されるプレビューパッケージで、よりオブジェクト化されたSocket API、再実装されたTimeクラス、新しいRandomクラス、Methodクラスのparametersメソッドなどが導入されている。Timeクラスは、最小値と最大値を持たないよう拡張され、2038年問題が解決された。
Ruby 1.9.2の正式リリースは12月25日が予定されており、それまで毎月25日にプレビュー版(またはリリース候補)が公開される。現在なお議論されている仕様については、9月25日のpreview release 3までに確定したいとしている。
【関連リンク】
・Ruby 1.9.1-p243リリース
・Ruby 1.9.2 preview1リリース
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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