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マイクロソフト、「Expression 3 日本語版」を開発完了
評価版をダウンロード提供開始

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 マイクロソフトは10日、ウェブおよびデスクトップアプリケーション作成を支援するデザインツール群「Microsoft Expression 3 日本語版」の開発を完了し、同日より評価版の提供を開始した。同社のウェブページよりダウンロードできる。

 SilverlightやWPFでのUIや画面遷移を構築する「Expression Blend 3」、ウェブ標準に準拠したサイトのオーサリングを行う「Expression Web 3」、ビデオエンコーダーの「Expression Encoder 3」、XAMLに変換可能なベクター形式のグラフィックツール「Expression Design 3」の4製品で構成されており、すべての単体製品を含む「Microsoft Expression Studio 3」、またはExpression Blend以外を含む「Microsoft Expression Web 3」としてのパッケージ提供が予定されている。

 マイクロソフトの最新技術への対応の他、多くの新機能が追加されており、例えばExpression Blendでは手書き風のモックを描画し迅速なプロトタイピングを支援する「SketchFlow」機能が追加され、Expression Webでは複数ブラウザの表示内容を並べて表示し動作検証をサポートする「SuperPreview」などが搭載された。

 MSDN Premium SubscriptionおよびExpression Professional Subscriptionのユーザーは、本日9月10日より、いち早くサブスクライバーダウンロードサイトから入手できる。製品の発売時期は、ボリュームライセンスが2009年10月、パッケージ製品が2009年11月に予定されている。

SketchFlowを使うと手書き風で画面遷移も行えるモックアップがさくさく作れる
SketchFlowを使うと手書き風で画面遷移も行えるモックアップがさくさく作れる

 
【関連リンク】
Expression 3 日本語版評価版のダウンロードページ

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この記事の著者

斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)

株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/4392 2009/09/10 22:05

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