米Googleは15日(現地時間)、オープンソースのWebブラウザ「Google Chrome」の正式版を2.0系から3.0系にバージョンアップした。ベータ版(Beta)でテスト中だったバージョン3.0.195.21を、安定版(Stable)に昇格させたことによる。
これによりGoogle Chrome安定版のユーザーも、3.0系の機能であるテーマのサポートや、新しいタブページ、オムニボックスの更新、audioおよびvideoタグのサポート、より高性能なJavaScriptエンジンなどが利用できる。
なお、Google Chromeは9月2日でリリース1周年を迎えた。この間に51回の開発版(Dev)、21回のベータ版、15回の安定版がリリースされ、3505のバグがフィックスされた。またJavaScriptエンジン「V8」の性能は、ベンチマークテストによるとこの1年で150%以上の性能向上が図られたとしている。
【関連リンク】
・Google Chrome Releases: Stable Channel Update
・Google Chrome Blog: Google Chrome Turns 1!
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です