国産タブブラウザ「Sleipnir(スレイプニル)」やiPhoneアプリ等を手がけるフェンリルは26日、ファイル管理用のフリーウェア「FenrirFS(フェンリルエフエス)」をリリースした。同社のウェブサイトからダウンロードできる。
Gmailに似たインターフェイスを持ち、日頃使い慣れた操作感でファイルをラベルやスターで分類したり、インクメンタル検索機能(ファイル名やコメントが対象)で、すばやくファイルを探し出したりすることができる。ラベルは20色用意されており、グループ化も可能。
ファイル名や拡張子、ファイルサイズ、日付等の条件設定に基づいて自動ラベリングする「自動振り分け機能」や、よく使うファイル、一週間以内に使ったファイルといった、あらかじめ用意された条件で絞り込める「スマートフォルダ機能」も用意されている。スマートフォルダの条件はSQLクエリを記述することでカスタマイズできる。
オプションの拡張キーボードショートカットを有効にすれば、ランチャーソフトとしての応用も考えられそうだ。実装はDelphi、SQLiteを利用して行われている。
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・FenrirFS
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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