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Windows 7時代の開発スタイルとは?(AD)

Windows 7時代の開発スタイルとは~MS&VSUG座談会~

最新技術からメンテナンスまで~ Windows 7 時代の開発に有効なVisual Studio with MSDN Subscriptionの魅力

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MSDN Subscriptionなら、Visual Studio 2010へ自動アップグレード

 こうしたWindows 7時代の開発スタイルへの移行を容易にするサービスの1つが、『Visual Studio with MSDN Subscription』といえる。『Visual Studio with MSDN Subscription』とは、Windows環境におけるソフトウェア開発を行う開発者をサポートするサービス。開発ツール、OS、サーバー、SDKなど、開発に必要な幅広いマイクロソフト製品が提供されるほか、専用サイトから各種製品のダウンロードや、製品および各種テクニカルリソースを収録したメディアの提供、マイクロソフトの技術者による技術サポートなどが含まれる。来年からはWindows Azureクラウド・コンピューティングの利用も可能となる。

 「アプリケーション開発には、開発ツールだけでなく、対象となるOSやサーバー製品といったミドルウェアも必要で、環境構築のため個々に購入していくのは現実的ではありません。企業によっては、部門別に異なるOSを使っている場合もあるでしょうし、Windows XPよりも前のバージョンのOSをターゲットとした場合、開発者がそのOSを入手できないことも多いでしょう。開発環境をそろえる手間やコスト、プロフェショナルなサポートなどを考えると、MSDN Subscriptionが断然おすすめです」(近藤氏)

 「Visual Basic 6.0以前や.NET Framework 1.0や1.1など、古い環境からの移行・変換作業を行う際も有効です。提供内容が変更される可能性はありますが、現状で市中在庫しか販売していないVisual Basic 6.0などを入手できるのは『MSDN Subscription』だけです」(新村氏)

 実際の開発現場でコンサルタントとしても活躍する奥津氏から見ても、そのメリットは多いという。

 「古い環境でしか動かないソースを持つ顧客から、発注があることも多い」と話し、加えて「開発中に要件が変わったりするため、必要な製品のトータルコストの管理は非常に難しい。MSDN Subscriptionは、開発者ごとにライセンスが提供されるので、開発者数に応じたライセンス数で管理できます。購買部門にとっても、ありがたいのではないでしょうか。また、正しいライセンスの製品で開発しているということは、コンプライアンス的にも優れています」(奥津氏)

 Visual Studio with MSDN Subscriptionは、今すぐに入手したとしても、自動アップグレードにより製品のレベルに応じて、Visual Studio 2010へ移行できるのも魅力の1つだ。

 「2010へは2008で利用している製品よりも、同等かまたは上位のレベルにアップデートできるのが、大きなメリットです」(近藤氏)

 「Windows Azureプラットフォームも、来年1月から利用できるようになります。使い勝手を考慮したリッチなアプリケーション、クラウド、仮想化など、アプリケーションに新しい技術を導入しようというマインドは向上しているので、少しでも先行して利用していただきたい」(鈴木氏)

 「来年は、弊社の製品のリリースが続きますので、MSDN Subscriptionの活用をお勧めします。クラウドは先進的なものですが、サーバーの仮想化に関する開発は需要が増えています。各種環境への対応、システムインテグレータ企業に求められますし、競争力を高めていただくことができるでしょう」(新村氏)

 「開発者にとっては、手元に1番新しいバージョンがあって、触りたいときにすぐ試せるという環境が望ましい。企業内では、新しい製品を購入するには時間がかかりますし、上司に相談をする必要もあるでしょう。上司が開発者でない場合、新バージョンのメリットを説明するのが難しい。こうした面倒なことをせずに、新しいツールを手に入れられる『MSDN Subscription』のメリットは、疑いようがありません」(奥津氏)

 Windows XPからWindows Vistaにアップグレードしなかった企業は多く、Windows 7への期待は高まっている。Visual Studio 2010のリリースへ向け、過去のアプリケーションのメンテナンスから、Windows 7対応、将来の新サービスまでカバーできるVisual Studio with MSDN Subscriptionを利用するなら今がちょうど良い時期だと言える。

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/4703 2009/12/11 14:30

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