Lunascapeは11日、国産ウェブブラウザの最新版「Lunascape 6 ORION(ルナスケープ 6 オリオン)」をリリースした。Lunascapeのサイトから無償でダウンロードできる。今回からFirefox用のアドオンをサポートし、トリプルアドオンを実現している。
Lunascapeは11日、国産ウェブブラウザの最新版「Lunascape 6 ORION(ルナスケープ 6 オリオン)」をリリースした。Lunascapeのサイトから無償でダウンロードできる。
Lunascapeは、HTMLから画面を描画するレンダリングエンジンとして、Internet Explorerの「Trident」、Firefoxの「Gecko」、Google ChromeやSafariの「WebKit」の3つを搭載しており、ウェブページが特定のブラウザを対象として作られている場合等も、表示方法を切り替えて対応することができる。起動速度やJavaScriptの処理速度等のチューニングも行われており、快適なブラウジング環境を実現する。
従来まで、Lunascape用とInternet Explorer用のアドオン(ブラウザの機能拡張)に対応していたが、今回新しくFirefox用のアドオンをサポートしたことでトリプルアドオンを実現し、機能拡張性がより高まった。
その他にも、シンプルで使いやすい新スキン「ORION」、同一ページを3つのレンダリングエンジンで並べて表示する「カスケード表示」、トリプルエンジンを操作するLunascape APIの追加といった機能拡張が行われている。
なお、ウィルス対策ソフトとの相性等によって動作が重たくなるケースがあるようなので注意が必要だ。
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・ウェブブラウザ Lunascape
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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