Yahoo! JAPANでは24日、Yahoo! OpenIDをリニューアルし、ユーザーの属性情報を取得する拡張仕様「Attribute Exchange(AX)」と、ユーザーエクスペリエンス向上の仕様拡張「OpenID User Interface Extension(UI)」に対応した。
AXとはOpenIDの拡張仕様の一種で、ユーザーの名前や住所情報といった属性情報をPR(OpenIDでログインできるサイト)に提供できる。これまでも、mixiのようにユーザーのニックネームをOpenID AXで提供してきたサイトはあるが、今回のYahoo! JAPANのリニューアルでは、Yahoo!プロフィールの表示名のほか名、姓、生年、性別、プロフィール画像と多くの情報が提供される。
この施策を受けて、OpenIDによるログインを積極的にサポートしてきた無料英語学習サイト「Smart.fm(スマート・エフエム)」では、OpenID AXによるログインおよびユーザー登録に対応した。Yahoo!プロフィールで「インターネット全体」に公開している属性情報をそのまま、Smart.fmのユーザー登録に利用できる。
また、OpenID UI対応では、Popupモードに対応し、ログイン時の画面遷移がポップアップで行われる。そのほかバグ修正や、iPhone用の画面の出し分けなども実現されている。
【関連リンク】
・OpenID AXによるYahoo!プロフィール情報の取得 (Yahoo! JAPAN Tech Blog)
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