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ComponentZine(ComponentOne)

サイズ変更可能な複数のフレームを持った.NETアプリケーションの作成

ComponentOne Studio Enterprise 2010JのSizer for Windows Formsコンポーネントを使ったアプリケーションの作成

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Form2の処理

 著作権表示用のフォーム「Form2」の表示は、メニュー「雪割草カタログについて」のClickイベントハンドラで行います。これは、ただ単にForm2を表示させるだけです。また、Form2の[OK]ボタンは、フォームを閉じる処理のみ行います。

Form1のコード
Visual Basic
    Private Sub 雪割草カタログについてToolStripMenuItem_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles 雪割草カタログについてToolStripMenuItem.Click
        Form2.Show()
    End Sub
End Class
C#
	private void 雪割草カタログについてAToolStripMenuItem_Click(object sender, EventArgs e)
        {
            Form2 fm2 = new Form2();
            fm2.Show();
        }
    }
}
Form2のコード
Visual Basic
Public Class Form2

    Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
        Me.Close()
    End Sub
End Class
C#
namespace my_sizer_cs
{
    public partial class Form2 : Form
    {
        public Form2()
        {
            InitializeComponent();
        }

        private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
        {
            this.Close();
        }
    }
}

まとめ

 C1Sizerコンポーネントは、WindowsフォームをWebページのフレームのように分割してレイアウトできるコンポーネントです。

 コントロールを多用するフォームのデザインでは、コントロールを並べていくだけでも結構面倒な作業ですが、C1Sizerコンポーネントを使えばグリッド形式でレイアウトでき、とても作業が楽になります。

 また、行列の境界線の変更やサイズの固定化なども可能なため、プログラム実行時にレイアウトが崩れてしまうこともなく、逆に今回のプログラムのようにユーザーが自由に行列のサイズを変更可能にすることもできます。

※注

今回のサンプルプログラムで使用している写真は、すべて「アルペンガーデン やまくさ」が所有しており、特別に許可を得て使用しています。そのため、写真を無断で転載・販売・掲載することを禁止いたします。

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/5106 2010/04/16 14:00

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