Ubuntuチームは4月29日(日本時間30日)、「Ubuntu 10.04 LTS」デスクトップ版、ネットブック版、サーバ版をリリースした。
Ubuntu 10.04 LTSでは、Linuxカーネルが2.6.32、デスクトップ環境はGNOME 2.30が導入され、ドライバではnVidiaビデオドライバがオープンソースとプロプライエタリでそれぞれ改善している。一方で、起動画面(HAL)が廃止された。
ユーザー環境としては、デスクトップのMeMenuにTwitterやFacebookなどのソーシャルネットワークが組み込まれたり、クラウドデータストレージサービス「Ubuntu One」によるファイル同期や、音楽配信サービス「Ubuntu One Music Store」が利用できるようになっている。
Ubuntuでは半年ごとに新しいバージョンをリリースしており、バージョン10.04は2010年4月リリースを意味する。また、今回のリリースはLTS(長期サポート)版のため、デスクトップ版で3年、サーバ版で5年間サポートされる。
【関連リンク】
・Ubuntu 10.04 LTS リリース | Ubuntu Japanese Team
・Ubuntu 10.04 LTS Desktop 日本語 Remix CD リリース | Ubuntu Japanese Team
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