28日、8月31日~9月2日の3日間にわたりパシフィコ横浜で開催される「CEDEC 2010(セデック 2010)」について、その概要や新企画に関する説明会が行われた。
28日、8月31日~9月2日の3日間にわたりパシフィコ横浜で開催される「CEDEC 2010(セデック 2010)」について、カンファレンスの概要や新企画に関する説明会が行われた。
CEDECは、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)主催による、ゲーム産業全体の技術力向上を目的とした大規模な技術カンファレンス。1999年にゲーム開発者の交流の場を設けるため開催され、今年で12回目となる。昨年の参加者数は2,661名、全セッションの聴講者合計も延べ27,000人を超えた。今年も昨年と同様、約150のセッションが予定されている。
CEDEC 2010では、今回から新たな講演形式を採用した。1枠のセッション内に類似テーマを複数組み合わせた20分のショートセッションを設け、テーマに対する多様な見方を紹介する。さらに、ポスター形式の発表も取り入れ、発表者と参加者の交流を促進する。
また、国際化に重点を置き、海外トラックの強化や、一部の日本語講演の同時通訳を実施。ほかにも、開発者自身のスキルを競う参加型企画「CEDEC CHALLENGE」や、ゲーム開発関連書籍の販売コーナー「CEDEC 書房」なども新設された。セッションはニコニコ動画にて一部ネット配信される予定となっており、Twitterとの連動も検討している。
同時開催イベントとして、ゲーム業界への就職を希望する学生に向けた「『ゲームのお仕事』業界研究フェア」も行われる。『ゲームのお仕事』業界研究フェアでは、ゲームの仕事や業界に関心のある学生に向けて、ゲーム業界における「市場」「仕事」「人材」「国際化」の4つをテーマに、3日間で15セッションを行う。
受講申込受付は7月1日から開始され、価格はレギュラーパス(3日間有効)が25,000円、デイリーパスが15,000円(会期中1日のみ有効)。セッション以外のオープンなもの(スポンサーシップセッションや展示コーナー、CEDEC CHALLENGEなど)のみ参加できるエキスポパスは1,000円(開催中の1日のみ有効)となっている(すべて税込)。レギュラーパスは7月31日までに申し込むと早期割引で20,000円となり、別途学生や団体購入の割引も用意されている。
受講申込およびカンファレンスの詳細については、公式サイトを参照のこと。
【関連リンク】
・CEDEC 2010
・『ゲームのお仕事』業界研究フェア
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です