ファイルメーカーは22日、FileMaker ProデータベースをiPhoneまたはiPadで利用可能とする「FileMaker Go for iPhone」と「FileMaker Go for iPad」のバージョン1.1を発表した。
ファイルメーカーは22日、FileMaker ProデータベースをiPhoneまたはiPadで利用可能にする「FileMaker Go for iPhone」と「FileMaker Go for iPad」のバージョン1.1を発表した。
「FileMaker Go」は、FileMaker ProのレコードをiPhoneやiPadで表示、編集、検索できるソフトウェア。FileMaker Pro 7以降のバージョンと同期でき、既存のユーザーは無料でApp Storeよりダウンロードできる。
今回のアップデートにより、FileMaker Go単体でPDFを作成し、モバイルデバイスに保存、もしくはEメールでPDFを送信できるようになった。データベースのコピーを送信することもでき、デバイスから直接データをやり取りできる。さらに、iPhoneやiPad内に保存されている写真や、iPhoneで撮影した写真を直接FileMaker Goデータベースに取り込むことが可能だ。ローカルまたはホストされたFileMakerデータベースからスクリプトを使って、レコードをインポートすることもできる。
また、iOS向けアプリ開発者は、FileMakerからFileMaker Goを呼び出すための新しく強化されたURLプロトコルを利用できる。このURLプロトコルを使うことにより、開発者はFileMaker Proのスクリプトやスクリプトパラメータを指定できる。
価格は、新規でダウンロードする場合、FileMaker Go for iPhone(iOS 4対応)が2,300円、FileMaker for iPad(iOS 3.2対応)が4,600円(すべて税込)となっている。
【関連リンク】
・NEW! FileMaker GO!
・ファイルメーカー:Twitter
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