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グレープシティ、多機能グリッドコンポーネント「FlexGrid」のSilverlight版を発表 ~次期ComponentOne Studioにも同梱を予定

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 グレープシティは27日、Silverlight向けデータグリッドコンポーネント「FlexGrid for Silverlight 1.0J」を3月中旬より販売開始すると発表した。

 グレープシティは27日、データグリッドコンポーネント「FlexGrid」のSilverlight版「FlexGrid for Silverlight 1.0J」を発表した。同製品単体で販売するほか、同社の次期コンポーネントスイート「ComponentOne Studio for Silverlight 2011J」、および同シリーズの最上位版「ComponentOne Studio Enterprise 2011J」にも収録される。

 FlexGridは、連結データおよび非連結データを、表形式で表示・編集可能なデータグリッドコンポーネント。ActiveX時代から多くの開発の現場で利用されている。

 今回発表された「FlexGrid for Silverlight 1.0J」では、Windowsフォーム版での開発スタイルに近い感覚で利用できることを意識して開発がすすめられ、既存のFlexGridが備える機能やプログラミングインタフェースの多くを継承している。

 Windowsフォーム用のFlexGridと同様、複数行ヘッダや複数列ヘッダ、固定行や固定列、行列のソートやサイズの自動調整といった機能を備え、プロパティで手軽に外観を設定することが可能。また、Silverlight標準のデータグリッドと同様、他のコントロールの機能を列単位で適用できるうえ、セル単位でカスタマイズする機能も備える。指定したセルの編集時・表示時それぞれに対して、標準コントロールや他のコンポーネント製品のコントロールを設定することが可能なため、さまざまなコントロールを組み合わせながら複雑な業務要件にも対応することができる。

プロパティ設定で外観を決めることが可能
プロパティ設定で外観を決めることが可能
カスタムセルを使った例:セル単位でさまざまなコントロールを利用できる
カスタムセルを使った例:セル単位でさまざまなコントロールを利用できる

 また、Windowsフォーム版と同様、アンバウンドモードも搭載。アンバウンドモードでは、データバインディングを使用せずにコントロール自身がデータを格納、管理することができる。データの表示や制御をコーディングで行うことができるため、Excelのワークシートのような自由なセルレイアウトを実現できる。

 実際の動作は、デモサイトで確認できる。開発環境はVisual Studio 2010となっており、価格は「FlexGrid for Silverlight 1.0J」単体のパッケージ版が84,000円(1開発ライセンス)、同製品も収録されるSilverlight向けコンポーネントスイートの新版「ComponentOne Studio 2011J」が115,500円(1開発ライセンス)。なお、同社ではFlexGridのWPF版の開発も進めており、2011年上期にリリースする予定だという。

 
【関連リンク】
FlexGrid for Silverlight 1.0J
FlexGrid for Silverlightデモサイト
ComponentOne Studio for Silverlight 2011J

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