コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、9月6~8日までの3日間にパシフィコ横浜で開催する、日本最大のコンピュータエンタテインメント開発者向けカンファレンス「コンピュータ・エンターテインメント・デベロッパーズ・カンファレンス 2011」(CEDEC 2011)の受講申込受付を、1日から開始した。
CEDEC 2011のテーマは、従来からの同イベントのテーマであった「多様性」をさらに推し進めることを表明した「CROSS BORDER」となっている。
会期中の3日間有効な「レギュラーパス」は、すべて事前購入制となっており、31日までは通常よりも5,000円安くなる早期割引を実施する。また、今回は一般の通常申し込み受講料を、例年の40,000円から35,000円に変更。より多くの人が受講できるよう、価格面の配慮が行われている。
ほかにも、会期中1日のみすべてのセッションに参加可能な「デイリーパス」や、「スポンサーシップセッション」「展示コーナー」「インタラクティブセッション」などに参加できる「エキスポパス」の事前申込も併せて開始。なお、CEDEC運営委員会では、受講料の一部から総額100万円を東日本大震災復興支援のために寄付するという。
同時開催イベントとして、ゲーム業界への就職希望者向け講座「『ゲームのお仕事』業界研究フェア 2011」も実施。受講料は無料で、大学生、大学院生、専門学校生など在学/既卒/年齢を問わず、ゲーム業界に関心のある人が対象となる。国内外におけるゲーム産業の現状や将来の展望、国内ゲーム会社の人事採用事情、現役ゲーム開発者による開発現場の生の声などを、セッションやパネルディスカッションで紹介する。なお、当日の様子はインターネット経由で生中継される予定。
また、初の試みとして、コンピュータエンターテインメント開発に関連のある技術分野で、専門性の高い3つのカンファレンスを招致し、「CEDEC 2011 co-located event」として同時開催する。開催内容は、9月6日が「Mathematics for the Game Industry」、9月7日が「JaSST‘11 in CEDEC」、9月8日が「情報処理学会グラフィクスとCAD研究会30周年記念~CGリサーチフォーラム」となる。
【関連リンク】
・コンピュータエンターテインメント協会
・CEDEC 2011
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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