フェンリルは、Android搭載端末用Webブラウザの最新版「Sleipnir Mobile for Android 2.0」を、27日にリリースした。2011年9月の正式版公開以来、初のメジャーバージョンアップとなる。
また、無料の通常版の機能に「検索エンジンの選択」機能を搭載し、黒を基調としたアイコンと画面デザインを採用した「Sleipnir Mobile Black Edition」を、同時にリリースした。価格は600円で、31日までは250円で販売する。
新バージョンでは、新たにエクステンション機能を搭載し、Webページの見た目を変更したり、特定の機能を追加したりできるようになった。さらに、起動時間を最大で83%短縮することで、起動が5倍速くなっている。
他にも、Cookieが保存されない問題やタブが復元されない問題、Android 2.3以降で発生していた「いつものサイト」が初期化される問題を修正。また、バックグラウンド状態でもダウンロードがキャンセルされないようにすることや、「Google Play」のページを「Google Playストアアプリ」で開くようにする改善を行った。
なお、エクステンションは「Extensions Gallery」で公開しており、27日現在は50個を公開している。
【関連リンク】
・フェンリル
・「Sleipnir Mobile for Android」
・「Extensions Gallery」
・「Sleipnir Mobile for Android」(Google Play)
・「Sleipnir Mobile Black Edition」(Google Play)
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