はじめに
YOLPで提供している「Android Map SDK」は、連載第1回目で紹介しましたが、今回は「iOS Map SDK」と、応用範囲の広いYOLP「ローカルサーチAPI」を組み合わせた利用例をご紹介します。
アプリ概要
今回のアプリでは、以下の機能を実装します。
- 現在地を取得し、現在地周辺の地図を表示する
- 現在地周辺のコンビニの情報を取得し、地図上にピンをたてる
- ピンをタップすると、ポップアップでコンビニの情報を表示する
- ポップアップにボタンを追加し、タップすると現在地からそのコンビニまでの道のりを表示する
開発環境の準備
まずは、「iOS Map SDK」を使うための事前準備を行います。
1. iPhoneアプリ開発環境を用意
お使いのMacにXCodeをインストールし、開発環境を設定してください。
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iOS Dev Center
- XCodeのダウンロードには、AppleIDが必要です。
- ※本稿のサンプルコードは、XCode4.3・iOS 5.0を利用して開発しています。
2. 「iOS Map SDK」のダウンロード
Yahoo! デベロッパーネットワーク(以下YJDN)より、iOS MAP SDKをダウンロードしましょう。
ダウンロードが完了したら、ZIPファイルを解凍し、YMapKit.frameworkをプロジェクト内の任意の場所にコピーします。
その他、詳しい手順が下記のURLに解説してありますので、こちらを参照してください。
3. アプリケーションIDの取得
「iOS Map SDK」とローカルサーチAPIを利用するためには、アプリケーションIDが必要です。
すでにアプリケーションIDをお持ちの方はそちらを。アプリケーションIDが未登録の方、新しいアプリケーションIDの登録を希望する方は、以下のページを参考にアプリケーションIDを登録してください。
なお、アプリケーションIDを登録するためには、Yahoo! JAPAN IDでログインする必要があります。