Mozilla Japanは18日、Webブラウザ「Firefox」の最新バージョンとなる「Firefox 14」と、メールソフト「Thunderbird」の最新バージョン「Thunderbird 14」をリリースした。
Firefox 14では、Google検索を自動的に暗号化することによって、公衆無線LAN使用時の通信傍受を防ぐ。現在、暗号化検索を利用できるのはGoogleのみ。
また、ロケーションバーの左端に表示する「サイト識別情報」のデザインを変更し、EV SSL証明書を導入している認証済みサイトを確認しやすくしている。
開発者向けの新機能としては、ポインタロックAPIを実装することで、FPS(一人称視点)ゲームのようなWebアプリケーションでの柔軟なマウス制御を可能にした。ほかにも、Mac OS X 10.7(Lion)におけるネイティブのフルスクリーンモードへ対応が追加された。なお、今回の最新バージョンでは、前バージョンで見つかったセキュリティ問題の修正も含んでいる。
また、Thunderbird 14でも、さまざまなバグ修正と、パフォーマンスの向上が行われた。各詳細はリリースノート(Firefox、Thunderbird)を参照のこと。
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・Mozilla Japan
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