アドビシステムズは、コードを書くことなくWebサイトの構築が可能な「Adobe Muse 2.0日本語版」の提供を、21日に開始した。Adobe CS3/CS4/CS5/CS5.5のユーザーは、月額3000円の発売記念版を購入できる。また、「Adobe Creative Cloud」メンバーシップの一部としても提供を行う。なお、「Adobe Muse」単体のサブスクリプションは、9月中旬のリリースを予定している。
「Adobe Muse」は、レイアウトや印刷と同じような操作で、HTMLページのデザインを公開が可能。キーボードショートカットは「Adobe InDesign」など同社の他のソフトウェアと共通化されているので、同社製品のユーザーならインストール後、すぐに使い始めることができる。また、「Adobe Muse 2.0日本語版」は日本語フォントの表示や入力に対応している。
さまざまなマスターページや、双方向機能のための内蔵ツールを用意しており、「Adobe Typekit」サービス経由で400種類を超えるWeb用フォントが使える。スライドショーなどの双方向コンポーネント、Google MapsやFacebookなどをソースとしたコンテンツ埋め込みにも対応する。ほかにも、作成したWebサイトのプレビューやテストを「Adobe Muse」内で行う機能も搭載している。
なお、アドビシステムズが提供しているホスティングサービスには、「Adobe Muse」の1年間の利用権が含まれる。また、「Adobe Creative Cloud」のメンバーシップは、1サイトのホスティングサービスを含んでいる。
【関連リンク】
・アドビシステムズ
・「Adobe Muse」
・「Adobe Creative Cloud」
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です