入力したデータがリアルタイムに反映されるバブルチャートを実装する
「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」のC1Chart2D/C1FlexGridコントロールを使った.NETアプリケーションの作成
ダウンロード サンプルファイル(バイナリ) (975.2 KB)
ダウンロード サンプルコード(C#) (21.6 KB)
ダウンロード サンプルコード(VB.NET) (22.7 KB)
「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」の「C1Chart(2D)」コントロールは、バブルチャートを作成できるコントロールで、プログラム実行中でもチャートの元データを入れ替え、グラフを更新できます。また、「C1FlexGrid」コントロールはデータを行列で扱うグリッドコントロールで、行列の設定やヘッダの設定、セルのデータの入出力が容易に行えます。そこで本稿では、これら2つのコントロールを使って、入力したデータがリアルタイムにバブルチャートで表示されるアプリケーションを作成してみました。
はじめに
データを視覚化する方法にグラフがあります。といっても、グラフには多種多様なものがあり、データの表現にあったグラフを探すのには苦労します。
このグラフの種類の一つに「バブルチャート」があります。例えば、自動車の売り上げが一番の車種と価格、売上数を輸出国別に比較したい、という場合は棒グラフや折れ線グラフのようなXYチャートでは表現できません。
このような場合に、バブルチャートを使うとデータの比較が容易に行えます。
「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」の「C1Chart(2D)」コントロールは、このバブルチャートを作成することができるコントロールです。プログラム実行中でもチャートの元データを入れ替えグラフを更新する機能を備えています。
また、「C1FlexGrid」コントロールはデータを行列で扱うグリッドコントロールで、行列の設定やヘッダの設定、セルのデータの入出力が容易に行える多機能グリッドコントロールです。
そこで、これら2つのコントロールを使ってリアルタイムにデータを入力し、そのデータをバブルチャートで表示するアプリケーションを作成してみました。
対象読者
Visual Basic 2005/2008/2010、またはVisual C# 2005/2008/2010を使ってプログラムを作ったことがある人。
必要な環境
Visual Basic 2005/2008/2010、Visual C# 2005/2008/2010、Visual Studio 2005/2008/2010のいずれかでプログラムが作れる環境。
なお、本プログラムはWindows 7上で動作するVisual Studio 2010を使用して作成し、動作確認を行っています。
プログラム実行時の注意事項
「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」を使って作成したアプリケーションを配布する場合、「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」のアセンブリファイルを添付する必要があります。これは、CLRのDLLをアプリケーションと一緒に配布するのと同じです。
本記事のサンプルアプリケーションを正常に動作させるためには、次のファイルをインストールする必要があります。
| ファイル名 | 説明 |
| C1.C1FlexGrid.2.dll | 本体アセンブリ |
| C1.C1FlexGrid.4.dll | 本体アセンブリ(※) |
| C1.Win.C1Chart.2.dll | C1Chart 本体アセンブリ |
| C1.Win.C1Chart.4.dll | C1Chart 本体アセンブリ(※) |
このファイルを、プログラムを実行するフォルダに格納します。
.NET Framework 2.0から追加されたクラスやメンバを使用しているので、.NET Framework 2.0以上のバージョンの.NET Frameworkがインストールされていることが必須条件です。
コンポーネントのインストール
「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」を使用するには、開発環境(Visual Studio/Visual Basic/Visual C#)に、「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」をインストールする必要があります。
インストーラは、グレープシティのWebページからダウンロードできます。
ダウンロードしたい製品にチェックを付け[申込フォーム]ボタンを押すと、「トライアル版申込フォーム」ページに移動しますので、「個人情報の収集および使用に同意する」にチェックを入れ「同意する」ボタンをクリックします。
トライアル申込フォームが表示されますので、必要情報を登録すると添付トライアルライセンスキーファイルとダウンロードサイトを記載したE-Mailが送られてきます。ここからダウンロードします。ダウンロードファイルは圧縮ファイルになっていますので、解凍してインストーラを起動します。
制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください。
コントロールの追加
「PowerTools ComponentOne Studio 2012J」をインストールしたら、プロジェクトにコントロールを追加します。
ツールボックスに専用のタブを作成し、使用するコンポーネントを追加します。追加するコンポーネントはアセンブリ名が「C1.Win.C1FlexGrid.4」の「C1FlexGrid」コントロールと、アセンブリ名が「C1.Win.C1Chart.4」の「C1Chart」コントロールです。
| コントロール | アセンブリ |
| C1FlexGrid | C1.Win.C1FlexGrid.4 |
| C1Chart | C1.Win.C1Chart.4 |
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- この記事の著者
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瀬戸 遥(セト ハルカ)
8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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