スイス連邦工科大学(Ecole Polytechnique Federale de Lausanne)のプログラミング言語「Scala」開発チームは、「Scala 2.10.0」の最終版を4日(現地時間)にリリースした。公式Webサイトから無料でダウンロードできる。
主な新機能としては、Valueクラスの拡張やImplicitクラスの修正、文字リテラルへの参照の埋め込みなどが挙げられる。また、ASMベースの新たなバイトコードエミッタを採用している。
ほかにも、新たに書き直されたパターンマッチングの導入や、Scaladocへの機能追加など、さまざまな修正や機能追加が行われた。
なお、開発チームは数週間以内に、バージョン2.10への移行方法や、新機能について解説するガイドのリリースを予定している。
【関連リンク】
・「Scala」公式サイト(英語)
・「Scala」ダウンロードページ(英語)
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です