SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

ComponentZine(ComponentOne)

ウィザードで入力を行うASP.NET アプリケーションの作成

「Wizard for ASP.NET Wijmo」のC1Wizardコントロールを使ったアプリケーションの作成

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

C1Wizardコントロールの構成要素

 C1Wizardコントロールは、次の要素から構成されています。

C1Wizardコントロールの構成(ヘルプより抜粋)
C1Wizardコントロールの構成(ヘルプより抜粋)
ステップヘッダー

 ステップヘッダーセクションには、ウィザードのステップごとのヘッダーが含まれています。ヘッダーを表示しない場合は、ウィザードのShowStepHeaderプロパティをFalseにします。

 ステップヘッダーには以下の項目が含まれています。

  • <タイトル> ステップヘッダーのタイトルはC1WizardStepのTitleプロパティを使用して設定されます。
  • <説明> ステップヘッダーの説明はC1WizardStepのDescriptionプロパティを使用して設定されます。

 ステップヘッダーのスタイルは、StepHeaderTemplateを使用して書式設定できます。

 また、StepHeaderTemplateプロパティには、C1Wizardコントロールの各ステップのヘッダーに使用するHTMLテンプレートが用意されています。

 デフォルトでは、C1WizardコントロールのStepHeaderTemplateプロパティは「<h2>#{title}</h2>#{desc}」に設定され、Title/Descriptionプロパティを設定して、ヘッダーの表示を変えることができます。

ヘッダーの表示例(ヘルプより抜粋)
ヘッダーの表示例(ヘルプより抜粋)
コンテンツ領域

 C1Wizardコントロールは、書式設定済みテキスト、任意のコントロール、およびテーブルなどのコンテンツを保持することができます。

 C1Wizardコントロールには、C1WizardStepタグ内でサーバーコントロールを宣言するだけで、任意のコントロールを追加できます。例えば、次のマークアップでは、ButtonサーバーコントロールがC1Wizardコントロールの最初のページ内に追加されます。

<wijmo:C1WizardStep ID="C1WizardStep01" runat="server">
	<asp:Button ID="Button1" runat="server" Text="ボタン" />
</wijmo:C1WizardStep>
ナビゲーションバー

 デフォルトのC1Wizardコントロールでは、ナビゲーションバーにユーザーが1つのステップから次のステップに移動できるボタンが含まれています。ナビゲーションは、コントロールの側面に表示したり、コントロールから完全に削除したりすることもできます。

 ナビゲーションバーは、CommonとEdgeという2つのタイプが用意されており、Commonスタイルは〈戻る〉および〈次へ〉ボタンで表示され、Edgeスタイルはコントロールの左側の戻る矢印およびコントロールの右側の次へ矢印で表示されます。

2種類のナビゲーションバー(ヘルプより抜粋)
2種類のナビゲーションバー(ヘルプより抜粋)

 なお、ComponentOne Studio for ASP.NET Wijmo(ウィジモ)の特徴については、ComponentZineの記事『ASP.NETにWijmoの表現力を取り入れて最新Web環境を手軽に構築する - 「ComponentOne Studio for ASP.NET Wijmo 2012J」の利用』で紹介しています。こちらもご参照ください。

Webページのデザイン

 では、さっそくアプリケーションを作成していきましょう。

 作成するアプリケーションは、ファイルのダウンロード手順をウィザードで表示するWebページです。

ページのレイアウト

 メインページで使用するコントロールはC1Wizardコントロールだけですが、各ステップのページではLabel、RadioButton、TextBox、Buttonの各コントロールを使用しています。

ページレイアウト(Step1)
ページレイアウト(Step1)
ページレイアウト(Step2)
ページレイアウト(Step2)
ページレイアウト(Step3)
ページレイアウト(Step3)
ページレイアウト(Step4)
ページレイアウト(Step4)

次のページ
プロジェクトの準備とコントロールの配置

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ComponentZine(ComponentOne)連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/6985 2013/02/15 14:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング