SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

LF、オープンなSDNプラットフォーム構築を目指す「OpenDaylightプロジェクト」を発足

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 The Linux Foundation(LF)は、コミュニティがさまざまな企業の力を借りて、新しいイノベーションを発展させて、ソフトウェア・デファインド・ネットワーキング(SDN)に関する、よりオープンで透明性の高いアプローチの構築を目指すオープンソースフレームワーク「OpenDaylightプロジェクト」の立ち上げを、8日(現地時間)に発表した。

 「OpenDaylightプロジェクト」は、開発者にとって活用、開発貢献、製品開発がしやすい、共通かつオープンなSDNプラットフォームの構築を目的としている。さらに、SDNの導入とイノベーションを促進するリーダーとして、誰でも開発貢献に参加できる、中立でオープンな環境構成を目指す。

 また、「OpenFlow Networking Standard」などオープンソーススタンダードのサポートによって、開発者エコシステムに活力を与え、顧客、パートナー、開発者にSDNの共通フレームワークと、プラットフォームを提供する。

 「OpenDaylight」の最初のコードは、2013年第四四半期のリリースを予定している。ほかにも、オープンコントローラ、バーチャルオーバーレイネットワーク、プロトコルプラグイン、スイッチデバイスの改良といった寄付やプロジェクト展開も行っていく。

 すでに、いくつかの企業や団体が既に開発貢献や主要技術のオープンソース化の意向を示しており、これらの開発貢献や主要技術はOpenDaylightの技術運営委員会(OpenDaylight Technical Steering Committee(TSC))によってレビュー、採用が決定される。今後も、企業や学校、個人から製品やコードが提供される予定で、とりわけオープンソースの開発コミュニティからのコード提供を求めている。

 「OpenDaylight」は、特定のOSに依存せず、複数のOSプラットフォームで利用可能とすることを想定する。また、オープンソースのベストプラクティスを用いて構築及び管理されており、Javaベースのプロジェクトにおいて共通の、「Eclipse Public License(EPL)」ライセンス方式を採用している。


【関連リンク】
The Linux Foundation
「OpenDaylight」(英語)

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7086 2013/04/10 12:37

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング