TISは、大阪地区で3拠点目となる、大阪市中心部の都市型データセンター「心斎橋 gDC-EX」を、14日に開業した。
「心斎橋 gDC-EX」は、最新鋭のデータセンターへのアウトソーシングニーズや、首都圏からのディザスタリカバリへの対応など、関西圏で高まっているデータセンター利用への需要に対応する。
「心斎橋 gDC-EX」の新設によって、TISのデータセンター網は、国内の東京、名古屋、大阪、海外の中国・天津市を合わせて計10か所となり、延べ床面積は10万平方メートルを超える規模となった。
災害耐性を徹底的に追求した立地要件と建築要件を備えており、震度6強以上の地震や、内閣府の津波浸水想定に対応する、地震・液状化対策と津波対策を施している。また、電気設備、空調設備、セキュリティ・防災設備、マシンルームにおける高度な信頼性を実現し、顧客の個別要件に対応できる柔軟性の高さを持つなど、IT基盤を安定稼働させる高い設備仕様を標準実装する。
さらに、電気/空調設備には最新の超高効率機器を導入し、マシンルームにはLED照明や人感センサを全面採用、外気冷房を備えるなどの環境配慮にも積極的に取り組んでおり、PUE設計値1.48の高いエネルギー使用効率を達成している。
所在地は大阪府大阪市西区で、面積は約1600平方メートル(一体運用する「心斎橋 gDC」と合わせて約5000平方メートル)。地下鉄最寄り駅からは徒歩2分と、アクセス環境にも恵まれている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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