「JIRA」「Confluence」「Stash」などの開発支援ツールを手掛ける豪アトラシアンが、日本市場のさらなる拡大を目的として、13日に日本法人を設立した。日本法人の代表取締役社長には、スチュアート・ハリントン氏が就任している。
スチュアート・ハリントン氏は、1984年のソーテック創業当初から、営業部門を率いて国内だけでなく世界での売上向上に貢献してきた。1990年からはOrcad(当時はインテリジェント・システムズ・ジャパン)、2008年からはマグマ・デザイン・オートメーションで日本法人社長を務めている。2010年からはKURAの代表を務める傍らで、慶應義塾大学の客員研究員として、起業家向け教育プログラムに参加するなどの活動を行ってきた。
日本法人設立にあたって、ハリントン氏は「私たちは日本の企業がさらに素晴らしいソフトウェアを開発できるよう貢献したいと思います」と述べている。
アトラシアンの日本における顧客数は、前年比で32%増(2011年)、44%増(2012年)と増加を続けており、今回の日本法人によって現在の顧客基盤を活かして日本の顧客とのコミュニケーションを強化し、製品をさらに簡単に、安心して使えるような施策を行いつつ、日本市場の一層の拡大を目指す。
また同日、アトラシアン製品をクラウドベースで提供する「アトラシアン オンデマンド」日本語版もリリースされた。
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