Rails技術者認定試験運営委員会は、9日、ヒューマンリソシアをRails技術者認定試験運営委員会に迎え、新体制にて新試験「Rails4技術者認定シルバー試験」の開発と実施を発表した。公開ベータ試験が2013年秋、本試験が2014年春の実施を予定している。
試験名称は「Rails4技術者認定シルバー試験」で、Ruby on Railsの専門知識の習得を評価し、認定者の雇用機会や、認定者が所属する会社のビジネスチャンスの拡大を目的とする。対応バージョンはRails 4.0で、試験ではRuby on Railsの実務で使えるコーディング力を問う。
出題形式は選択式(単一または複数選択)、設問数は40問、試験時間は1時間で、7割正解で合格となる。前提OSはUNIX系だが、出題は基本的にOSには依存しない。また、本試験では実行環境については問わない。
試験会場は、全国のオデッセイコミュニケーションズ認定試験会場(CBT)で、受験料金は1回あたり12000円。
テクニカル・アドバイザーを務める増井雄一郎氏は、同試験について「Ruby on Railsは、開発効率の高さと開発の楽しさを追求した開発環境です。Rails技術者認定シルバー試験はRailsのAPIの網羅率よりも、実践的なコード力を問うような試験を目指しています。楽しく仕事をする上でも、体系立てたコード力を習得することは大事です。その物差しの一つとしてこの資格を使って頂けると幸いです」とコメントしている。
【関連リンク】
・Rails技術者認定試験運営委員会
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です