特定非営利活動法人LPI-Japanは、OSS/Linuxの技術者育成・教育のための教材「Linuxセキュリティ標準教科書」を、1日に公開した。PDF版、EPUB版、Kindle版、書籍版として提供し、PDF版とEPUB版はLPI-Japanの公式Webサイトから無料でダウンロードできる。
「Linuxセキュリティ標準教科書」は、Linuxにおけるセキュリティを学習・再認識するために、最低限必要となる知識を体系的にまとめており、同教材の無償提供によって、教育機関や企業研修でのOSS/Linuxにおけるセキュリティ教育の質の向上を目的としている。
また、セキュアなシステム設計・サーバ構築のスキルを認定する「LPICレベル3 303試験(LPI - 303 Security Exam)」の教育および学習にも役立つ。
なお、「Linuxセキュリティ標準教科書」はクリエイティブコモンズライセンスに基づいて公開されており、最新の技術動向に対応するため、随時アップデートを行う。テキスト作成やアップデートに関しては、意見交換のWikiサイトで、誰でもオープンに参加できる。
著者は、伊本貴士氏、面和毅氏、藤森健氏、小石川雅紀氏、安田恭行氏、嶋中賢佑氏が担当している。
【関連リンク】
・LPI-Japan
・「Linuxセキュリティ標準教科書」
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