ギノは、IT/Webエンジニアの転職に特化した求人サイト「paiza(パイザ)」を31日に正式オープンする。オンラインでコーディング能力を測る「プログラミングスキルチェック」をもとに、エンジニアと求人企業とをマッチングさせる点が最大の特徴。
7月のプレオープン以降、100社以上の求人企業、1000名以上のエンジニアが同サービスの利用を開始しており、既に採用事例なども出始めている。
プログラミングスキルチェックは、Java、C、C++、C#、PHP、Ruby、Python、Perlの全8言語に対応。制限時間内に約10題の問題を解き、ソースコードなどをWebページのフォームから提出することで、S、A~Eの6段階でスキルランクが判定される。採点はほぼ自動化されており、テストケースによるチェック、実行速度の検証などが行われた後、一営業日以内で結果を確認することができる。
サービス担当者の同社社長 片山良平氏は「プログラミングのスキルを正しく測りにくい書類選考や、プログラミング知識に乏しい担当窓口といったムダを排除し、直接プログラミングスキルを測ることで、流動性が高いエンジニアの転職機会をより創出し、技術がある人が評価され活躍できる社会づくりに貢献していきたい」と、サービス開発の背景について説明している。
【関連リンク】
・paiza
・ギノ株式会社
・paizaでの採用事例
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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