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「デブサミ2014」本日開幕、Action!を促す「Story」の共有が今年のテーマ

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 13日、翔泳社主催のソフトウェア開発者向けカンファレンス「Developers Summit 2014」(デブサミ2014)が目黒雅叙園(東京都目黒区)で開幕した。14日までの2日間開催。前日には、センサーやデバイスを特集した前日祭が行われた。

 今回のテーマは、昨年の「Action!」を受けて「Story」に設定。デブサミ事務局長の岩切晃子氏は、開幕の挨拶で「過去に野中郁次郎氏の講演で感銘を受けたことに端を発するが、何かを人に伝え働きかけたいときは、単語ではなく全体のストーリーで語ることが大事。より伝えやすくなるし、理解も深まる」と、企画背景を明かした。

デブサミ事務局長 岩切晃子氏
デブサミ事務局長 岩切晃子氏
岩切氏がAction!の構成要素を検討した図:アクションには「情熱」「アイデア」「仲間」が必要で、情熱には「愛」と「破壊」が、アイデアには「プラン」と「ストーリー」が必要。これら全体をつなぐものが「Story」だと、位置づけた
岩切氏がAction!の構成要素を検討した図:アクションには「情熱」「アイデア」「仲間」が必要で、情熱には「愛」と「破壊」が、アイデアには「プラン」と「ストーリー」が必要。これら全体をつなぐものが「Story」だと、位置づけた

 また、「歴史的経緯を理解していないと、次の新しいものが作れない。前を向くだけでなく、過去を振り返る時間が欲しい」ということで、初日の基調講演「クラウドがもたらした多様な破壊と創造」は当代きってのストーリーテラーとしてPublickeyの新野淳一氏、既存のストーリーを破壊している前駆者としてアマゾンデータサービスジャパンの玉川憲氏に司会を依頼したという。新野氏は2012年夏のデブサミ、玉川氏は昨年のデブサミの基調講演をそれぞれ担当している。

基調講演の司会を務めたPublickey 新野淳一氏(左)、アマゾンデータサービスジャパン 玉川憲氏(右)
基調講演の司会を務めたPublickey 新野淳一氏(左)、アマゾンデータサービスジャパン 玉川憲氏(右)

 基調講演では、今回のテーマに沿って両者が最新版にアップデートした講演内容の振り返りを皮切りに、エンタープライズ分野での参考事例として、東急ハンズ/ハンズラボの長谷川秀樹氏、サーバーワークスの大石良氏、コンカーの三村真宗氏が、スタートアップ分野ではウォンテッドリーの仲暁子氏、コイニーの佐俣奈緒子氏、クラウドワークスの吉田浩一郎氏が、各自の根底に据えているストーリーを熱く語った。

 2日間にかけて全69セッションが講演され、一部のセッションは後日詳細なレポートを予定している。

 
【関連リンク】
デブサミ2014

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この記事の著者

斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)

株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...

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