Firebug開発チームは、FirefoxにさまざまなWeb開発ツールを提供するオープンソースのFirefox拡張機能「Firebug 2.0」を、10日(現地時間)にリリースした。Firefox 30~32に対応する。
「Firebug 2.0」は、新しいユーザーインターフェースを採用するとともに、JSD1など旧来のFirefoxデバッグエンジンへの依存性を排除し、新たなデバッグエンジンであるJSD2の採用によって、多数の新機能の追加と、バグフィックスを行った。
おもな新機能としては、スクリプトパネルにおけるJavaScriptの構文ハイライトやプリティプリンタ、選択範囲のDOMイベントをリスト表示する「Events」サイドパネルを搭載している。また、「HTML」パネルは新たに検索機能をサポートしており、コンソールパネル中のコマンドエディタでもコード補完機能を利用できるようにした。
ほかにも、JavaScript Expressionsインスペクタや、コンソールログのグループ化機能、JavaScriptの関数の戻り値のインスペクタ、Firebugパネルの表示/非表示切り替え、オリジナルCSSカラー値の表示など、多彩な新機能を備えている。
【関連リンク】
・「Firebug」(英語)
・「Firebug 2.0」リリースノート(英語)
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