Ruby用単体テストフレームワーク「test-unit 3.0.0」が8月3日にリリースされた。バージョン2.0.0は2008年6月にリリースされており、6年ぶりのメジャーアップデートとなる。
test-unitは「テストコードもいつも通りのRubyのコードとして書けること」を目指して開発されているxUnit系の単体テストフレームワーク。Ruby 1.8まではRuby本体に標準添付されていたが、独立したプロジェクトになってからも活発に開発が進められている。
今回のアップデートでの一番の特徴はPower Assertのサポート。テスティングフレームワークにおける従来のassertionは実行結果に注目するのに対し、Power Assertは実行過程に注目する。test-unitでは、述語メソッド(真偽値を返すメソッド)のテストにPower Assertを推奨している。
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・「test-unit」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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