Jeremy Ashkenas氏をはじめとするCoffeeScript開発チームは、「CoffeeScript 1.8」を8月26日(現地時間)にリリースした。CoffeeScriptは、コンパイルすることでJavaScriptに変換することのできるJavaScriptの代替プログラミング言語の一種。
「CoffeeScript 1.8」では、CLIの--joinオプションを非推奨とするとともに、CLIがディスクへのファイル書き込みに失敗した際に、「exit code 1」で終了するようにしている。
また、コンパイラが一方のシングルクォートしかない文字列によってクラッシュする問題や、ソースマップの同期失敗による文字列補間に関する問題、タブでインデントされたコードにおいて誤った位置にエラーマーカーを表示する問題、スタックトレースパッチ済みソースマップの誤りを修正した。
さらに、%%演算子は単一のオペランドでの使用が必須とするとともに、事前のファイル登録を不要にし、直接Cakefileからスクリプトを実行できるようにしている。
このほか、REPL(Read-eval-print loop)は、requireコマンドを使用したエクスポートに対応し、node 0.11関連の不具合修正を行った。
【関連リンク】
・CoffeeScript(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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